令和3年度 学校長挨拶

全生徒の「自信と意欲」を高めます

熊野高等学校は,「筆の都」として知られる自然豊かな熊野台の地で,「友愛(愛),誠実(信),勤労(汗)」の校訓の下,生徒一人一人の夢の実現をめざした教育活動を,地域と一体となって展開しています。そして,地元熊野町は,平成3010月に町制施行から100年目を迎え,次の100年を見据えた新たな一歩を踏み出しています。本校は熊野町から多大な御支援をいただきながら,地域の未来を創る人財育成に邁進しています。さらに,町内の幼・保・小・中・高が校種を越えた連携を深め,地域に信頼され活力のある学校づくりを進めているところです。

 本校には,県内唯一の芸術類型があります。芸術類型は,音楽,美術,書道の卓越した芸術の専門的な教育の向上に取り組むだけでなく,本校の教育活動の様々な場面での中核として活躍してくれています。今後,探究的な活動を積極的に取り入れた教育課程を準備し,本校と熊野町,地元企業及び他の学校とをつなぎ,活躍の場を広げていく予定です。

 今年度は,本校のさらなる飛躍に向けて,次の2点を重点に取組を進めます。

○学力を向上させ,生徒一人一人の進路実現を図ります。

 今年度の1年生から,タブレット端末(iPad)をあらゆる教育活動の場面の活用を図っていきますが,その一つとして,教育支援アプリを導入し,生徒一人一人の学力に応じた学びを推進します。

 あわせて,この教育支援アプリの活用を核とした学校設定教科「パワーアップスタディ」の授業を新設しました。この授業は1年生1学期には,毎日設けられており,生徒一人一人が自ら学習目標を設定しながら学習に取り組み,その目標達成を実感することで,学習に対する自信と意欲を高めていきます。

 また,2・3年生も習熟度別授業,放課後補習等をはじめとして,一層学力を高める取組を推進していきます。

 本校生徒は,国公立大学,私立大学,短期大学・専門学校,就職と多様に進路を選択していますが,いずれの進路においても生徒の将来の希望を実現しする上でも,学力の向上は欠かせません。

 私たちは,生徒一人一人の将来の夢の実現に向けて,生徒としっかり向き合い,学力の向上を図ります。

○学校行事の一層の活性化を図り,生徒の主体性を向上させます。

 昨年度は,新型コロナウイルス感染症の影響もあり,学校行事等の教育実践に少なからず影響が出ました。

 今年度は,これまでの経験を活かし,学校行事等について,何ができるのが,どのようにすればできるのかという課題解決に,生徒が主体となって取り組んでいきます。これまでも生徒たちは,課題解決に向けて様々なアイディアを自ら考えだし,その実現に向けて具体的に行動する経験を積み重ねてきました。今年度は,このような取組をあらゆる場面に展開していきます。

 これにより,生徒の主体性を高め,学校全体を活性化しています。

 そのほか,部活動の活性化,中国四川省内江芸術学校(内江市第七中学)との姉妹校提携,「くま・みら・カフェ」など,様々な活動の場をとおして,心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り自立した社会人を育成しています。

 このような学校としての取組を進めている中,本校生徒は,高校生らしく生き生きと学校生活を送っています。その姿を本校Webページからも御覧いただくことができるものと思います。

 なお,今後オープンスクール等をとおして,本校生徒の生き生きとした姿や本校の教育実践を直接御覧いただく機会を設ける予定です。中学生の皆さん方には,ぜひ御参加いただきますようお願いいたします。

 また,熊野高等学校に関心をお持ちの方がございましたら,本校の説明・見学等の御要望を随時お受けいたしますので,ぜひお問い合わせください。

 引き続き,皆様方からの本校教育実践への御協力・御支援をくださいますよう,どうぞよろしくお願いいたします。

令和3年4月

校長 中原 朝男